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首都圏住みのアラサー社会人。そして立体とWEBが好きな2.5次元の住人。
好きを組み合わせたガンプラブログを始める【2019/春】
移り気なのでたまに本筋から脱線した記事を書くこともありますが、暖かく見守ってくださるとうれしいです。

【レビュー】HMM シュトゥルムテュラン

HMMシュトゥルムテュランレビュー

こんにちは。クスビル【@xbuild00】です。

コトブキヤのHMM【ハイエンドマスターモデル】シリーズからバーサークフューラーの別換装機体であるシュトゥルムテュランのプラモデルキットを作ってレビューしていきます。

Contents

HMMシュトゥルムテュランのピックアップレビュー

  • 豊富なパーツ量から構成される精密感と頑丈な関節を活かしたダイナミックなポージングを可能とする傑作機
  • より大型化したシルエットにより原型機を上回る凶悪な攻撃性を彷彿とさせるデザイン
  • 細かいパーツを丁寧に重ねて組み立てていくスタイルで難易度自体がそこまで高くない作りやすい設計

HMMシュトゥルムテュランのスペック

完成後のサイズ:全高約20㎝、全長約35㎝
組み立て時間:11時間ほど
価格:13,200円(税込)

・ランナー×46
・ゾイドコア、水転写デカール
・組み立て説明書

HMMシュトゥルムテュランの可動域

バーサークフューラーの外装デザインをベースにさらに装甲を追加してゴツくなった頭部。

首の付け根はボールジョイント接続でけっこう柔軟に頭部を傾けたり、ひねったりできる。

口内は鋭いキバがズラリと並んで、荷電粒子砲の砲身が収まっています。

コックピットハッチは2重構造で外装と素体のハッチを開くことで内部のコックピットにパイロットを収納出来ます。

首もスイングできるので頭部の広い可動域に一躍買っているわけですね。

細かい要素ですが首装甲は開閉ギミックが付いています。

ゾイドコアは取り外ししやすいようにユニット化され、胸部に収まっています。

腕部は本体のボリュームに比べるとかなり控えめなサイズ。

肩装甲にはアクティブシールドのアームが接続されて後方ダクトまで作りこまれたスキの無い造形。

サイズは小さくても可動に関しては問題なく肩関節は回転に対応。

二の腕にも回転軸があり向き調整が可能です。

基本曲げているヒジも実はよく動き、まっすぐに伸ばすこともできる。

ハンドパーツのツメは3本がそれぞれ独立して可動します。

握りや開きは差し替えなしで再現。

とあるゾイドを彷彿とさせるアクティブシールド。

刃をぐるりと回してエクスブレイカーを展開。

シールド裏にもビッチリディテールが施され、刃も立体的な造形で視覚的にも迫力満点。

アームは2重構造でより柔軟にアクティブシールドを振り回せます。

ただ、大胆に展開しすぎると腕関節の保持力が足りず支えきれなくなってしまうことがありますのでご注意。

胴体のフレームが伸縮するギミックも地味にあったりします。

伸ばすとかなり大胆に左右に反らせるようになります。

太もも、スネ、足首に外装をまとっていますが、可動箇所が多くそのうえ動かせる範囲も広い。

普段折りたたまった脚部はダイナミックに動かせるようになっています。

装甲の内側や足裏も細かいディテールや作りこみがあり、全方位スキの無い造形に仕上がっているのも特徴。

カカト裏も圧巻の情報量!ホバー移動時や砲撃時に変形するギミックももちろん再現されています。

尻尾の装甲は上下に分かれて先端を含めて大胆に展開します。

先端の装甲を開くと小型バスタークローが出現。

さらにこの小型クローまできちんと開閉する丁寧な作りこみ。

尻尾関節が上下左右に柔軟に動くので柔軟な3次元的ポージングが可能となっています。

背部バックパックはアームが仕込まれていて装備されているシュトゥルムブースターごと大きく持ち上げられます。

アームを持ち上げた状態だと前部装甲を開くるようになりブースターを傾けられるようになります。

バックパック側とブースター側それぞれに可動軸があり、柔軟に動かせるのもポイント。

さらにブースターは上下のウイングを展開して内部推進機構らしきパーツを露出できます。

メインブースターの近くにあるハイマニューバスラスターにも同じようなギミックがあります。

実はウイング内側の構造が若干違っていてこんなところにも視覚的な工夫が見て取れる仕様。

全展開すると後ろから見ても大迫力!

バックパック裏にも推進器を思わせる細かいディテールがバッチリ見えます。

チェンジング・アーマー・システムの根幹である外装をはずした素体状態ももちろん再現可能です。

この状態はシュトゥルムテュランの状態とは打って変わってかなりスタイリッシュな外見になりますね。

外装で隠れてしまう内部フレームにはパイプやプレートなどの精密感をあらわすディテールがギュっと詰まった形状となっています。

HMMシュトゥルムテュランの組み立て

頭部内のコックピットは非常に細かく作られ、座席だけでなくコンソールまで再現されている。

分厚い外装を被せることでかなり攻撃的な印象の形状となります。

胴体は基礎フレームに肉付けしていくように素体を形作り、さらに赤い外装を取り付けていきます。

尻尾は全部で4つのユニットから構成されていてひとつひとつを連結し、最終的には胴体に接続します。

腕部の構成自体はシンプルで、基礎フレームにツメと外装を被せていきます。

脚部は非常に作りこまれていて、キャップからもわかるように可動軸が5箇所もあります。

多くの関節があることから非常に柔軟なポージングが可能な設計であることがわかります。

大ボリュームな外装を取り付けることで分厚く力強いかつスピード感ある印象の脚部へと変貌します。

アクティブシールドは柔軟な武装展開ができるようアームやシールド、エクスブレイカーは別々に組み立てて最後に合体させる構成となっています。

アームとバックパックを基礎とした台座にシュトゥルムブースターを上から被せるように取り付けます。

胴体に各パーツを取り付け、武装を装着すると無事組み立て完了です。ここまで長かったー(笑)

HMMシュトゥルムテュラン/まとめ

実際組み立ててみると予想よりダイナミックで存在感ある雰囲気に驚くと思います。

作りやすい設計とはいえパーツ数が非常に多く、無事組み上がった時の達成感はかなり大きいものとなります。

全体的な骨太な印象はそのままキットの安定感にもつながっているので豊富な関節と広い可動域から柔軟なかつダイナミックなポージングを思う存分楽しめるのもこのキットの大きな魅力と言えますね。

ゾイド好きはもちろん完成後の迫力や作りごたえを求める人にもおすすめでき、傑作キットといっても十分なクオリティを持つプラモデルです。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。

HMMゾイドおすすめキットレビューはこちら

HMMシュトゥルムテュランレビュー

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