こんにちは。クスビル【@xbuild00】です。
今回は、KOTOBUKIYAから出ているプラモデルブランドHMM【ハイエンドマスターモデル】からコマンドウルフリパッケージ版が発売しましたので、早速レビューしていきます。
HMMコマンドウルフリパッケージ版の良いところ



付属のオプションパーツが豊富で3種類の武装バリエーションが楽しめる
HMM特有のハイレベルなディテールと組み立て機構があり、情報量の高い存在感のあるゾイドができる
HMMコマンドウルフリパッケージ版のスペック
基本情報



パッケージの中身



HMMコマンドウルフリパッケージ版の遊び要素
可動範囲


内部のコクピットが丸々見える共和国タイプの特徴的な頭部。顔と首の付け根に可動軸があり顔面を上向きに動かせるが、口の開閉幅が若干狭く写真の開き方がMAX。


ハッチを開いて内部にコクピットフィギュアを収納でき、内部にあるコンソールのようなアイテムも可動します。首位置は左右に振ることができ若干向き調整ができる。


前脚は前後に伸ばしたり外側に広げられるだけの可動幅がある。狼らしく姿勢を低くしたいときなんかに重宝する可動である。


胴体との付け根の他に2カ所関節がありそれぞれ可動でき、爪はゴールドに塗られ金属感があります。ただしまとめてひとパーツになっているので指一つ一つを動かすことはできません。


後脚も同じように付け根や関節の可動域は良好で外側や前後に可動します。


胴体はちょうど真ん中に可動軸が配置されていますが、正直可動範囲は狭くパーツのかみ合いの関係ですぐに元の位置に戻ってしまう。尻尾は前後のみに振れます。


側面から差し込んでいるスモークディスチャージャーに可動ギミックは無いのですが、妙にリアリティがあってぼくのお気に入りポイント。
オプション武装


50㎜対ゾイド2連ビーム砲座
本キットに付属している武装のひとつで設定ではサブコクピットが付いているので単独行動が可能な武装。


砲身が上下に可動し、サブコクピットハッチは開閉し内部にコックピットを設置可。


ロングレンジライフル
かなり大きめのライフルを背負ったLC装備モード。関節の保持力は強力なので位置がずれることは無くストレスなくポージングできる。


こちらも砲身が可動し内部にコクピットを有しているが付属フィギュアは2個なので差し替えて使用する。


ビーム砲座とライフルのアタッチメントは共通のパーツになっているので差し替えて使用します。上に乗せる武装の差し込み口はシンプルで抜き差し簡単な構造になっています。


複数の追加武装を装備した特務部隊仕様のコマンドウルフAC。


前脚に追加武装、後脚に機動力補助用のアシスタンスブースターを取り付けています。それぞれは差し込み式なので簡単に装着できるようになっている。


AZ2連装250㎜ロングレンジキャノン
レーザー装置などの細かいディテールが施されたパーツで砲身が上下に可動できます。


両サイドに装備されたウイング(?)にはアームが付いているので位置を調整可能になっている。


以前作った大型ゾイドのブレードライガーABとのサイズ比較。設定どおり中型ゾイドらしく一回り小さくなっているのでスケール的にもバランス良く飾れる。

HMMコマンドウルフリパッケージ版組み立て



共和国系ゾイドの代表的な形式でコックピットの中が透けて見えているタイプ。アゴはもともとキバが塗装されていて色分けされている。



胸部パーツはシルバーのパイプが特徴的でいかにもエンジン感のある造形。



腰部にもメッキパーツが採用されています。前脚と後脚の接続位置が若干上下にズレているのが妙にリアル。



脚パーツはチューブやメッキパーツをかませながら組み立てていきます。フレームをしっかり作った後に外装を取り付けるので頑丈な作りになっているようです。



爪パーツは4本ともくっついた状態なのでそれぞれ動かすことは不可。大型ライガー系は後脚関節は3つありましたが今回は前脚と同じく2つ関節でした。



尻尾とスモークディスチャージャーを組み立てて各パーツを合体させます。中型ゾイドらしくコンパクトにまとまっとシルエットです。



このキットは豪華にも武装オプションパーツがたくさん付属しているので一つ一つ作っていきます。まずは一番長いロングレンジライフル。見た目のインパクトはこのオプションが一番。



続いて、AC装備セット。ロングレンジキャノンに加えて背中以外にも付け加えるオプションパーツを組み立てていきます。



最後に対ゾイド2連ビーム砲を作ります。装備を切り替えて好きなバリエーションでディスプレイできる幅広さがありがたい。
HMMコマンドウルフリパッケージ版/まとめ
かなり有名な中型ゾイドであるコマンドウルフのHMMキット。過去に作った大型ゾイドのキットに比べるとパーツ数が少なく難易度も下がっていましたが、ランナー数も30個とガンプラで言うところのMGと同等レベルで相変わらず中上級者向けである印象は変わらなかったです。
今回はオプションにかなり力が入っていてコマンドウルフの強みである高い汎用性が一つのキットで再現されていたのは非常に好印象ですね。オプションパーツはほかのキットと組み合わせることもできそうなのでそういった意味でもHMMの楽しみ方を広げてくれる良キットですね。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
