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クスビル
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【レビュー】HMM バーサークフューラー リパッケージVer.

HMMバーサークフューラーリパッケージVer.レビュー

こんにちは。クスビル【@xbuild00】です。
今回は、KOTOBUKIYAから出ているプラモデルブランドHMM【ハイエンドマスターモデル】からバーサークフューラーリパッケージVer.がリリースされたので、早速レビューしていきます。

Contents

HMMバーサークフューラーリパッケージVer.の良いところ

ポイント
  • HMMシリーズらしい大ボリュームに加えて、可動域が広くアクション要素が高くなった意欲作
  • 各部位の精密なパーツ造形と作りやすさを両立させているのでキットの完成度はHMMの中でも随一

HMMバーサークフューラーリパッケージVer.のスペック

完成後のサイズ:全高約16㎝、全長約35㎝
組み立て時間:10時間ほど
価格:9,680円(税込)

ランナー×32、ゾイドコアパーツ
水転写式デカール
組み立て説明書

HMMバーサークフューラーリパッケージVer.の可動ギミック

バーサークフューラーの頭部は外装に覆われていて素体はほとんど見えない。口の中には荷電粒子砲が配置されていてディテールも細かくビッシリ施されている。

首と頭部はボールジョイントで繋がっているので可動域は広く、縦横に傾けることもできる。コックピットは外装と素体のハッチをそれぞれ開けると中身が見える。

首の装甲は排熱を意識するようにハッチが開くようになっている。

首と腹部が伸縮するので、必要に応じて左右の可動域を広げられるギミック付き。

伸縮ギミックのおかげで胴体を少しずつ曲げられ、振り向きのようなポージングもできる優れた可動性能を持っている。

ゾイドコアはクリアレッドパーツで出来ていて周りのパーツと組み合わせてユニット化されている。首の根元に組み込んで自然な形に収まります。

肩関節自体が左右に動くので腕を関節部から動かして角度調節ができる。

腕は付け根とヒジ関節がそれぞれ可動して小さいながら多彩なポージングが可。

前爪は左右それぞれ大きさが違っていてより攻撃的に見える。爪はあまり動かせないものの手首はボールジョイントになっているので向き変え可能。

足の付け根にも可動ギミックがあり、太ももの外装が大きいのですぐ干渉してしまうが若干内股気味に足の向きを調整できる。

このキットは足周りの可動にかなり力を入れているようで、至る所に可動軸があり形状が大胆に変形し全高も倍くらい変わります。

ヒザ関節だけでも3軸構造になっていてくの字に動くようになっている。若干過剰演出っぽく感じてしまう、、軸こんなにいる?(笑)しかも結構硬いので動かしづらかったりもする

足首側のフレームも可動しシリンダーがちらっと見えます。ただこのシリンダーは伸縮ギミックは無し。

ヒザ裏のバーニアスラスターは内部の構造までしっかり作り込まれていてハッチも上下に可動する。

足首の向きは角度調整でき、HMMシリーズにしては珍しく爪先が尖っていないが逆に力強く感じます。さらにアンカーの展開ギミックも再現。

尻尾は4ブロックに分かれていて、上下の装甲はブロックごとに連動して開くギミックとなっている。

各ブロックの付け根は上下左右にしなやかに動かせる。

背中のバーサークユニットはアーム部分を大胆に起き上がらせることができる。かなり迫力が増す大事なギミック。

バスタークローのアームは3つのパーツで構成されていて折り曲げ方も複数パターンに対応していて柔軟なポージングを可能としています。

バスタークローの刃にはかなり細かいディテールがビッシリ刻まれている。さらにロックパーツも付属しているのでリアリティが増す演出。

バスタークローはそれぞれ刃を展開さらにそこから折り曲げてより攻撃的なスタイルに変形可。刃の関節部が非常に硬いので無理に曲げてパーツを破損しないように注意が必要。

側面に装備されているイオンブースターパックは上下に振れ、ウイングを展開して内部の推進部を露出できます。背部のハイマニューバスラスター内部も丁寧な造形で再現されています。

せっかくCAS【チェンジング・アーマー・システム】対応機なので外装を取っ払ってみました。印象がガラッと変わり子悪党感がするのは気のせいですかね?

頭部の可動域は変わらずコックピットハッチも開きます。

内部フレームパーツのつくり込みは凄まじくHMM特有の工業的な雰囲気で生物的な構造を完ぺきにトレースしていますね。さすがです!

脚部の可動ギミックの多さはこちらの方がわかりやすいですね。縦横に広々と動かせます。

胴体の伸縮。装甲が無いと部分的にスカスカになってしましますね(笑)尻尾のつくり込みにも一切のスキなし!

HMMバーサークフューラーリパッケージVer.組み立て

チェンジングアーマーシステムの構造上素体の状態がかなりしっかりしたものとなっていてその上から薄紫のバーサークユニットを被せるように組み立てていきます。

頭部と首はきれいにユニット分けされているので別々に作り後からくっ付けます。付け根周りがスカスカなのが若干気になる。

胴体の素体で胸部が前後に伸縮するギミックを持っています。この状態から後々手足を取り付けるための関節パーツを取り付けていきます。

内部ディテールを増やしつつ肉付けして太さが増していきます。ただ、他のHMMゾイドシリーズの胴体ユニットに比べるとコンパクトにまとまっている印象。

お約束のゾイドコア。周りのユニットを取り付けて本体に装着します。外部装甲パーツは大きく組み立てやすい上に見た目が一気に変わるので作っていると楽しい部位でもあります。

尻尾パーツは4つのパーツを連結したものとなっていて、各関節が上下左右に動き回るので3次元的な動きのあるポージングができる。

ジェノザウラー系によく見られる小さな腕部パーツ。爪の大きさが左右で違うので見た目のインパクトがさらにアップしている気がする形状となっている。

このキットは脚部周りに力が入っていてパーツ数も多めになっています。その分シリンダーやゾイドキャップなど情報量も多い部位となっている。

ヒザ関節が2軸構造になっていて、外装を取り付けると結構なボリューム感のある巨大な脚部が組み上がります。予想より大きくてちょっと驚きです。

足首パーツは高機動を意識させるような鋭角的なデザイン。

大きな爪を取り付けて脚部は組み立て完了。足裏のディテールもかなり細かく彫り込まれている。

イオンブースターパックはウイングの開閉機構がありしっかりと色分けもされている。

バスタークローの刃のつくり込みは尋常じゃないくらいに細かくできていて、それを3枚束ねた全体像もかなり凶悪なフォルム。

バスタークローを支えるアームは3つのパーツで構成されていて縦横無尽に動かすことができるようになっています。

ハイマニューバスラスターをベースにアームとバスタークローを組み立てるとバーサークユニットが出来上がります。重量もそこそこあるので重心が後ろに下がりがちなのが若干心配。

最後にそれぞれ作った部位を合体させると完成です。予想以上にズッシリとしたボリュームのある力強いフォルムで華奢な印象のあるジェノザウラーとはいい意味で差別化できていますね。

HMMバーサークフューラーリパッケージVer./まとめ

HMMシリーズの進化を体感できるキット。今までは精密でカッコいいけど、組み立て難易度高くポロリしやすいのでポージングがしづらかったりとピーキーなキットである印象でしたが、今回のバーサークフューラーは組み立てやすく動かしやすいキットでした。ただ、難点も残っていて関節がかなり硬すぎる箇所があるので誤って力を入れ過ぎてしまいパーツを破損させてしまう可能性もあるのでそこは十分に気をつけたいところですね。とはいえ取っつきやすくなったことは間違いないので気になる方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。

HMMゾイドおすすめキットレビューはこちら

HMMバーサークフューラーリパッケージVer.レビュー動画

写真だと伝わりづらいようなギミックについては動画レビューとしてまとめているのでよかったら見てみてください。

HMMバーサークフューラーリパッケージVer.レビュー

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