こんにちは。クスビル【@xbuild00】です。
コトブキヤから展開されている美少女&メカのプラモデルシリーズであるメガミデバイス。その中で『アリス・ギア・アイギス』とのコラボキットである一条 綾香を作ってレビューしていきます。
メガミデバイス 一条 綾香のピックアップレビュー
- かわいらしい本体と巨大で無骨な武装がセットになっていてエフェクトパーツなどを使って派手にディスプレイできる
- 多数のオプションアイテムやアタッチメントパーツあり、型にとらわれない自由なカスタマイズ性を持つ
- パーツ同士の接合が甘い部分が多くパーツがポロポロと崩れるように外れてしまいポージングしづらい
メガミデバイス 一条 綾香のスペック
メガミデバイス 一条 綾香の可動域&付属品
武装モード
3種類のフェイスパーツが付属しポージングやシチュエーションにあわせて使い分けできる。
顔は全体の雰囲気を決める重要なパーツなので複数パターンあるとすごくありがたい。
武装パーツは左右に巨大な砲と盾、背中にネコミミを模したユニットを装備している。
右部の砲は大きなハンドパーツが装備しているような形状。
もうひとつの付属台座を使ってより安定したディスプレイも可能です。
ガントレッドにも細かいモールドが紋様のように施されている。
裏側からアームを差し込んで固定する。
左側のシールドは表面をまるまるシールを貼って色分け。
裏側に固定用のパーツがあり3カ所差し位置を調節できる。
かなり細かく作りこまれた銃アイテム。
2つ付属していて両手持ちにも対応。
細くスマートな形状の剣は、紅白の2色構成でちょっと食玩感が出てしまっている。。
先に紹介した大盾の外側をそのまま外したような形状のアイテム。
専用のハンドパーツを使って手持ちできる。
武装腕部は曲線を活かしたシャープな形状。
ヒジにある小さなシールドが何かにつけて落下するで無くさないように注意が必要。
入り組んだ形状ではあるもののヒジはしっかりと曲がり角度調整も可能。
武装脚部は人体的な曲線を残しつつ太ももからヒザまで大きくアーマーが目立つ造形。
太ももの付け根から回転、ヒザも丁寧に分割されていて問題なく可動します。
脚部両サイドに装備されているユニットは展開し内部にミサイルのマウント演出がある。
足首はかわいく設計されているものの、かなり小さい形状なので自立は難しい。
クリアパーツで構成された2種類のエフェクトパーツが付属。
青いスラスターエフェクトと赤いマズルフラッシュエフェクトを使って派手なディスプレイが可能となっています。
マズルフラッシュ用のアタッチメントパーツは豊富で様々な武装に装着できる。
素体モード
手足と頭部の一部を差し替えることでシンプルな素体モードとしてもディスプレイできる。
頭部は差し替えでネコミミの無い状態に切り替え可能。
後頭部も分割線とディテールを活かして頭髪感をうまく再現しています。
首パーツは胴の付け根から前後スイングでき大きく向きを反らせす。
ボリュームのある髪が干渉することなく横向き可動にも対応。
ツインテールの付け根はボールジョイントになっていて柔軟に動かせてスピード感の演出などに効果的。
細かい部位ですが肩関節がある程度回転でき腕の可動域を大きく広げられます。
背中に肩甲骨がかぶさるように配置されているので、後ろから見ると背中が大きく開いて見える。
ちょっと堅めですが腕は広く前後左右に動かせます。
細いパーツですがヒジ関節が作りこまれていてしっかりと折り曲げられる。
肌と服の間から向きの回転にも対応。
胸部と腹部の内部に可動軸を設けて前後左右にそれぞれ違和感ない程度に曲げられます。
スカート内部はスク水を思わせるような細かいスリットが入っていて、後ろから見てもそれなりに雰囲気のある造形。
かなりキレイな曲線を持つ、スラっとしたスレンダーな足パーツ。
可動域は標準的なレベルで後ろ側がちょっと狭い。
太ももとふくらはぎに回転軸があり、それぞれ回転させられる。
ヒザパーツは関節軸が2つ用意されていて自然な形で大きく曲げられます。
素体の足首は装飾の無いシンプルな形状でしっかりと自立できる。
武装パーツは支えるアームは多数の関節を持ち、アーム自体の抜き差しの自在にできるのでかなり自由に位置調整が可能です。
おまけのお掃除マシン。裏側まで過剰なほど細かく作りこまれています(笑)
メガミデバイス 一条 綾香の組み立て
前髪はヘルメットのように頭部に被せてセット。
首関節の受け穴は結構大きめに作られている。
あらかじめ色分けされているパーツが用意されていて、それを使って胸部から上の部位を組み立てていきます。
太ももを差し込んでスカート被せつつ、先に作った上部と組み合わせれば胴体はできあがり。
腕パーツは二の腕から下が切り替えられるように分割されています。
足も腕と同じような構成。曲面を活かした形状であることがよくわかります。
作った手足を胴体に接続して素体モードは完成。
続いて武装モードのパーツを作っていきます。
後頭部は一部のパーツを取り外してネコミミパーツを差し込める構成です。
武装モードの腕部は刺々しいアグレッシブなデザイン。
ハンドパーツは過剰なほどの量が付属している。
部分的なメカニカルな形状と色分けをパーツ分割のみで表現できているのはさすがのクオリティ。
ディテールでミサイル弾頭ひとつひとつまで表現しているので組み立て自体は簡素ですが、そう感じさせない演出もすばらしい。
背中のユニットは左右対称でアームにあらかじめアームにセットしておくと装着させやすい。
パーツひとつひとつが大きく構成自体は結構シンプルで砲も差し込むだけでOK。
シールドは上からシールを貼るのがもったいないくらいビッシリとディテールが彫り込まれています。
残りのエフェクトパーツや武装を作れば無事組み立て完了。
メガミデバイス 一条 綾香/まとめ
良くも悪くもコトブキヤ製の特徴を強く持ったキットですね。
エッジは鋭く作りこみも細かい、本体もきれいな曲線美をもち美少女+メカを良いバランスでブレンドした印象です。
ただ、一部パーツが細かすぎて組み立てづらい部位があったり、接合が甘くポージング中にパーツがポロポロと外れてしまうこともありました。
フェイスパーツやアタッチメントが複数用意されているのでかわいい美少女プラモデルを自分の思うままにカスタムできるのはおもしろいですね。
派手にディスプレイして眺められたりとお楽しみ要素を多く持った高品質なプラモデルであることは間違いありませんね。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。