こんにちは。クスビル【@xbuild00】です。
中国・上海に建造されたフリーダムガンダムの再現ガンプラがガンダムベース限定キット『フルメカニクス 1/100 ガンダムベース限定 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCP』として登場しましたので早速作ってレビューしていきます。
フルメカニクス フリーダムガンダムVer.GCPのピックアップレビュー



- 複雑な構造が全くないかなり作りやすい仕様でスムーズに組み上がっていく快適なガンプラ体験が楽しめる
- 専用台座と新設定の着地用ランディング・ギアが付属し上海の立像と同じポージングが再現できるセット内容
- 近くで見るとわかるパーツひとつひとつの細かいディテールから感じる圧倒的な情報量と存在感
フルメカニクス フリーダムガンダムVer.GCPのスペック







フルメカニクス フリーダムガンダムVer.GCPの可動域&付属品


頭部はヘルメットの内側やダクト内が細かく色分けされた造形。
カメラアイとヘルメット前後のセンサーはシールを貼っています。


首パーツがボールジョイントで胴体と首にそれぞれつながっていて、頭部の上下反りや横回転に対応。


胴体は先端のやダクトなどの色分けはもちろん、ダクト内にも細かいディテールが入った丁寧な作り。
ちなみにコクピットハッチの開閉は無し。


両肩の関節は内側のパーツが外側にせり出る構造で腕ごと大きく傾けられる。


肩アーマーの装甲を浮かしたような造形が特徴的。
裏側には他のグレードではあまり見ないようなゴールドのシールを貼っています。


肩関節はボールジョイントを採用していて前後&横向きなど柔軟に動かせます。


肩アーマーは関節軸に上から被せるように設置。
そのまま持ち上げたり、内側のダクトパーツ少し傾けられる。


ヒジは上下それぞれに可動軸を持つタイプでU字型に大きく折りたたみできます。
少し堅めですが、腕の向き調整にももちろん対応。


ハンドパーツは開きと武装ホールド用の2種が付属。


腹部の白と青のパーツに余白が用意されていて内側の軸を使って反らせるように可動できます。
横に広い胴体なので腰のスカートに当たらない範囲で回転にも対応してます。


腰部のスカートにも細かくディテールが入っています。
左右独立しているので別々に動かせます。


レールガンが折りたたまれた特徴的なサイドスカート。
上部に収まっているビームサーベルの柄が外れやすいので注意。


リアスカートはそこまででは無いものの前後に可動。
別売りのアクションベースとの接続用パーツは股下に取り付けできます。


股関節は左右それぞれ前後にスイングできる構造です。


脚部の可動域は前後に広く、左右へはサイドスカートをズラしたとしても控えめ。


脚部(特に裏側)は特徴的なデザインで次世代機のストライクフリーダムガンダムを彷彿とさせるようなゴールドのシールが多く使われています。


太ももの付け根が回転し脚部の向き調整が可能。


ヒザ関節は大きくコンパクトに折りたためるだけの可動域を誇ります。


太もも裏のウイングは可動し内側のの推進器やゴールドの外装を露出できます。


足首まわりはボールジョイントを使って、つま先を含め柔軟に動かせます。


ウイングは大きく2枚ありそれぞれ付け根から角度調整できます。


バックパックは色分け無しの簡単な作り。
今回のポイントである着地用ランディング・ギアはウイング内の砲身にガッチリ取り付ける方式。


ウイング自体は2色で差し色のグレーはシールで表現しています。


完全展開すると10枚のウイングが開きかなりダイナミックな見た目になります。


主砲バラエーナはウイングの配置に影響されず前面に展開可能。


砲身はかなりボリュームのある造形でインパクト抜群。
砲身基部は左右に可動する仕様でハイマットフルバーストを実現できる構造となっている。


サイドスカートを変形することでレールガンを展開。
基部近くにグリップが用意されている細かい作りこみ。


後方の造形にもスキは無く多層構造のように見える形状でダクト内部にも細かいディテールがビッシリ。


フリーダムガンダムの代名詞といえるハイマットフルバースト、全武装展開ももちろんポージング可能。


ビームライフルはハンドパーツにしっかり固定でき取り回しの良いアイテムです。
シールによる色分けは無くスコープ内はクリアパーツで表現。


サブグリップにハンドパーツを被せた両手打ちにも対応しています。
リアスカートへのマウント機能も忘れずに再現。


サイドスカートにマウントされている2本のビームサーベルはエフェクトパーツを取り付けてポージング可能。


劇中によく登場した柄を連結させたアンビデクストラス・ハルバードとしてもポージング可能である。
連結部が頑丈に結びついているのもポイント高いです。


いつもの異様にカッコいいシールド。銃窓は固定で取り外し不可。
形状固定アームをヒジ裏から差し込んで装備させています。


シールド裏の持ち手は段階的に差し位置を調節でき、向きも自由に変えられる柔軟な仕様。


専用台座はアームや差し込み穴は無く、完全まっ平なシンプルな板です。
とはいえ下に敷くと見た目がグッと引き締まります。
フルメカニクス フリーダムガンダムVer.GCPの組み立て



組み立てやすさの秘訣はシンプルな構造というかのような胴体。
内部フレームなどは無くあっという間に形になります。



カメラアイやセンサーは本来はクリアパーツで表現されていますが、シールを貼るとわからなくなりますね。
ヘルメット内部、頭部バルカン、ダクト内をひとつのパーツで色分けしている驚異的な構造。



腕部は関節に外装を取り付けて形作る方式でサクサクできます。



関節部にアーマーを被せて胴体に取り付ければ上半身はOK。
この段階だとちょっと顔が大きく見えます。



脚部も外側を形作るだけの最低限のパーツ数で構成されています。



この段階で目立つところのシールは貼っていき、脚部を作っていきます。



腰部はさすがにフレームがあり、それにスカートを取り付けつつ作ったパーツを合体させ全体像を確認します。
ゴールドのシールが特別仕様感を演出してくれているのが特に良い。



砲身を先に作ってキレイに折りたたみつつ本体へGO。



バックパックを用意しつつウイングと砲身を作っていきます。



砲身をはさみ込むようにウイングを取り付け、左右間違えないようにバックパックに差し込んで本体に装着。
ちなみに左右間違えるとハイマットフルバーストできなくなります(実体験、、)



付属の装備品はシンプルにまとまっています。
どれもポージングの自由度を高めてくれる必須アイテムです。



デカールを貼らない状態はより劇中に近い状態でパーツのディテールを優先したい場合はこれにスミ入れしても良さそう。

フルメカニクス フリーダムガンダムVer.GCP/まとめ
新ブランドである『フルメカニクス』シリーズ特有のメカニカル感を全面に押し出したフリーダムガンダム。
20㎝越えの存在感があるにもかかわらず組み立ては非常に簡単で「高ディテール=組み立て難易度が高い」を良い意味で打ち壊してくれたキットです。
長年の課題だった自立についてもウイングに着陸用の接地パーツを取り付けできるようになり、より自然なポージングができるようになったこともすばらしいですね!
とても作りやすくカッコいいガンプラなのでガンダムベースに遊びに行った際にはぜひ手にとってはいかがでしょうか。
この記事があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。