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首都圏住みのアラサー社会人。そして立体とWEBが好きな2.5次元の住人。
好きを組み合わせたガンプラブログを始める【2019/春】
移り気なのでたまに本筋から脱線した記事を書くこともありますが、暖かく見守ってくださるとうれしいです。

【レビュー】HMM アイアンコング PK

HMMアイアンコングPKレビュー

こんにちは。クスビル【@xbuild00】です。

ゾイドの中でも非常に人気のあるアイアンコング。今回はそのカスタム機であるプロイツェンナイツのハイエンドマスターモデルのキットをレビューしていきます。

Contents

HMMアイアンコングPKの良いところ

ポイント
  • 30㎝越えの超ダイナミックな迫力で360度隙のないつくり込まれた精密造形を楽しめる
  • 重武装ながらバランスは良く自立はもちろん可動域も優秀でポージングも幅広い柔軟性を持つ
  • 内包61個ランナーで規格外のパーツ量を誇るキットで自分の手元でだんだんと形作られていく様子が気持ちいい

HMMアイアンコングPKのスペック

完成後のサイズ:全高約34㎝、全長約15㎝
組み立て時間:16時間ほど
価格:18,480円(税込)

・ランナー×61
・水転写デカール、ゾイドコア
・組み立て説明書、リード線×2

HMMアイアンコングPKの可動域

奥行きのある形状でチューブやダクトなど細かく作り込みのある頭部。

頭部のギミックは目から上が大きく開いて二人乗り用のコックピットがありコンソールまで丁寧に再現。

口も若干開いてキバがズラリと配置されています。

首の可動は上向きそしてその状態から横向きに回転できます。

持ち上げると胴体の内部フレームが見えるのところも素晴らしい。

アイアンコングの中で一番大きなユニットである胴体部。

肩関節を動かすと胸板が反れて装甲が開く構造。

外装プレートを大きく開いて精密な内部構造をのぞける。

内部にはゾイドコアユニットを中心にめちゃくちゃ情報量のあるこれぞHMMというような光景が広がっています。

左肩のセンサー部はクリアパーツで再現。さらに両肩それぞれのミサイルポッドはきちんと開く。

かなり大きく長い腕はカチッカチッと段階的に動かせるようになっていて、前後左右の決まった角度ごとにポージング位置を保持できます。

ヒジ関節はV字に曲がり二の腕から下が回転するお馴染みの可動ももちろんある。

ヒジ関節の可動と同時に二の腕の装甲がせり上がったりシリンダーが伸縮したりと、贅沢な連動ギミックもで備わった圧巻の腕パーツ。

ハンドパーツは指関節ひとつひとつまで可動し手首の向き角度調整ができる。

腰回りの可動は控えめで少し腰を捻ったり、ほんと若干レベルで開脚できる。

ヒザや足首は1段階ずつ角度をつけられるようです。

足の指は内側にある親指が2パターンあり差し替えで好きな方を取り付けられる。

実用を考えた自立時の安定性はどちらも変わらない感じなのでホント好みで良いと思う。

アイアンコングPKのもうひとつの主役ともいえる超大型のバックパック。

アイアンコングの背中にガッチリ取り付けるので、ちょっとやそっとでは外れない安定した接続となっています。

右側にマウントされているビームランチャーには砲身の伸縮スコープの展開など、単体でもギミックもリだくさん。

左右にあるスコープはクリアパーツにまでディテールが施されていて、上下の排熱フィンが同時に開く連動機構もある。

ビームランチャーに接続されているアームは複数段階の可動箇所がありポージングに合わせて最適な配置を行える。

中央部にある2種類のミサイルは円形の台座とそこから延びるアームにしっかりマウントされているのでポロリの心配も無い。

バックパック両サイドにあるバーニア・スタビライザーも前後に可動し位置調整可能。

先端にクリアパーツ、後ろにブースターが2個ずつ備わり細かい造形にも満足できる仕様。

バックパックのコックピットは無人&有人版をパーツ差し替えで切り替えできる。

バックパックのブースターにも細かくディテールがあり高出力感を視覚的にも感じるパーツ。

ちなみに接続部はボールジョイントなので若干ながらブースターの向きを調整可能。

バックパックは取り外して独立した支援機としてディスプレイすることできる。

左腕にはケーブルを接続させたパルスビームガンを装備。完全に腕の外装に完全固定されているので単体での向き調整はできせん。

両胸から伸びたベルトリンク・エネルギーケーブルは内部にリード線を通しているのである程度の形状変更が可能。

ポージングを制限せず自然な位置に収まってくれる便利なアイテム。

HMMアイアンコングPKの組み立て

頭部から情報量盛りだくさんです。コックピットのコンソールまで細かく再現されていて、パイロットフィギュアを収納。

外装を装着するといっきにゴリラ感がでてきます。

巨大な内部フレームを少しずつパーツを重ねてつくりあげていきます。

高い情報密度が売りのシリーズではありますが、ここまで激しい部位もめずらしい。

前面中央にゾイドコアのユニットを組み込んで、外装を被せて胴体を完成させていきます。

腰は胴体と打って変わってパーツひとつひとつも大きくシンプルな構成。

ただちゃんと縦横に動く関節軸があるので優秀な可動域を持っていることがわかります。

ハッチ開閉がある肩パーツ。若干左右で形状が違い片方にはクリアパーツを使った巨大なレーダーが装備されています。

ヒジや肩関節に円形のシンボルを持つ特徴的な造形の腕部。

二の腕に可動するシリンダーパーツがあり関節を動かすと連動伸縮してくれる視覚的にも楽しいパーツです。

指一本、関節まで動かせるハンドパーツ。腕に取り付けるとかなり長くなりゴリラっぽさが出る象徴的なパーツとなります。

腕とは対照的に短めの脚部。ヒザや指の可動域は控えめとなっています。

本体のパーツがそろったので合体させて赤いアイアンコングを組み立ててみました。

この時点でもかなりカッコいいのでこのままディスプレイしても良いですね。

ビームランチャーの構成はふたつの長細いパーツを連結してアームを接続したものとなっている。

バックパックは大型のメインパーツにバーニアや武装を次々と取り付けていく。

単体でもかなりのボリュームのあるバックパックをアイアンコングの背中に取り付ける。

背中にしっかりと差し込めるので安定感がありその辺は安心。

エネルギーケーブルはリード線におよそ60個のパーツを通してつくります。

この工程だけは何も考えないようにしてつくってました。しかも2セット(笑)

最後に左腕にパルスレーザーガンを取り付ければアイアンコングPK【プロイツェンナイツ】の完成。

HMMアイアンコングPK/まとめ

組みごたえ抜群!迫力満点!!ダイナミックな精密さを持つHMMシリーズを代表するキットであることは間違いないです。

見た目もメリハリが効いていてバランス良く、重武装でも動かしやすくポージングが自由に取れるとおすすめな点を挙げだすとキリがない立体物としての魅力が思いっきり詰まっています。


気軽には手を出しづらいプラモデルですが、最上級のつくり込みを楽しみたい方には特におすすめです。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。

HMMアイアンコングPKレビュー

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